Lurar(MAC版)

Mac のメニューバーで使える無料・オープンソースのヘッドホン用イコライザ。AutoEq カタログ内蔵、システム全体の 10 バンド・パラメトリック EQ、仮想オーディオドライバ不要。

Lurar の概要

Lurar はヘッドホンで聴くためのメニューバー型イコライザです。Apple の Core Audio Process Tap を使って Mac 上のすべてのアプリの音を取り込み、ヘッドホンに合わせた 10 バンドのパラメトリック EQ を通して、選んだ出力デバイスや DAC で再生します。プリセットは AutoEq カタログから取得し、アプリ内でブランド別に閲覧・検索できます。エディタではライブのスペクトラムアナライザとクリップメーターを見ながら各バンドを自分で調整できます。

Lurar は Linus Sjöberg が開発する、MIT ライセンスの無料オープンソースアプリです。アカウントもテレメトリもなく、通信先は GitHub 上の AutoEq カタログだけで、それもカタログを閲覧・更新するときに限られます。多くのシステム全体イコライザと違い、仮想オーディオドライバやカーネル拡張をインストールせず、サウンド設定にデバイスを追加しません。バージョン 0.11.1 では Process Tap の読み取りに関する 2 つの問題が修正されました。macOS 14.2 以降が必要で、Apple Silicon と Intel の Mac で動作します。ビルドは署名・公証済みです。最初にエンジンをオンにするとき、macOS がオーディオ収録の許可を求めます。一部のハイレゾ再生アプリのように排他(hog)モードを使うアプリにはイコライザをかけられず、Rogue Amoeba の ARK ドライバが Lurar より先に音を横取りすることがあります。

主な機能

Lurar は Mac のすべてのアプリでヘッドホンの音を補正します。

  • システム全体の EQ:Core Audio を使うあらゆるアプリの音に効きます。
  • 10 バンドのパラメトリック EQ:ローシェルフ 1 つ、ピーク 8 つ、ハイシェルフ 1 つ。
  • AutoEq カタログ:メニューバーからヘッドホン用のプリセットを探して有効にできます。
  • プリセットエディタ:ライブ反映、スペクトラムアナライザ、内蔵プリセットの複製(元のカーブは参照用に表示)。
  • A/B 比較:2 つのプリセットを切り替え。目隠しにも対応し、音量はそろえられます。
  • クロスフィードとラウドネス補正:Bauer 方式のクロスフィードと ISO 226:2003 の等ラウドネス補正。
  • デバイスごとの記憶:出力ごとに最後のプリセットを覚え、新しいデバイスにはプリセットを提案します。
  • その他:アプリ単位の除外、押している間だけ EQ を外すホットキー、iCloud によるプリセット同期。

バージョン 0.11.1 の新機能

Lurar 0.11.1 では Process Tap の読み取り方が修正されました。

  • Tap にオーディオバッファがないとき、サブデバイスの入力に切り替えなくなりました
  • Process Tap を読み取るとき、出力デバイス自身の入力をスキップするようになりました

Lurar のよくある質問

Lurar は無料ですか?

はい。Lurar は MIT ライセンスの無料オープンソースアプリで、アカウントも有料プランもありません。

Lurar に必要な macOS のバージョンは?

macOS 14.2 以降です。このバージョンで追加された Apple の Core Audio Process Tap を使うためです。Apple Silicon と Intel の Mac で動作します。

Lurar は仮想オーディオドライバをインストールしますか?

いいえ。ドライバもカーネル拡張もインストールせず、サウンド設定にデバイスも追加しません。macOS が自身の Process Tap で音を渡し、Lurar はメニューで選んだ出力にイコライズした音を再生します。

ヘッドホン用プリセットはどこから来ていますか?

AutoEq カタログからです。Oratory1990 や Crinacle などの測定に基づいています。アプリ内でブランド別に検索し、自分のヘッドホン用プリセットを有効にできます。Flat プリセットも付属します。

自分の EQ プリセットを作れますか?

はい。エディタには 10 バンドがあり、変更はすぐに反映されます。内蔵プリセットを編集すると自分用の複製ができ、元のカーブは破線の参照カーブとして残ります。New preset でゼロから作ることもできます。

Lurar はオレンジ色のマイクインジケータを点灯させますか?

いいえ。オーディオ収録の許可を一度求めますが、音の読み取り方の仕組み上、オレンジ色のマイクインジケータは点灯しません。

音楽アプリの一部にイコライザがかからないのはなぜですか?

排他(hog)モードを使うアプリは macOS のミキサーを通らないため、取り込めません。そのアプリで排他モードをオフにしてください。SoundSource、Audio Hijack、Loopback が使う Rogue Amoeba の ARK ドライバが音を横取りすることもあります。

Lurar はデータを送信しますか?

解析やテレメトリはありません。通信先は GitHub 上の AutoEq カタログだけで、カタログを閲覧・更新するときに限られます。

Homebrew でインストールできますか?

はい。brew install --cask lsjoberg/lurar/lurar を実行してください。同じ署名・公証済みのビルドがインストールされ、アップデートは引き続きアプリ内で届きます。

lurar.FULLMAC.app の Lurar のダウンロードはどこから提供されていますか?

ダウンロードボタンは Lurar の公式サイト(https://lurar.app/)につながっています。lurar.FULLMAC.app はアプリを変更したり再パッケージしたりしていません。

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